2012年6月23日土曜日

The Descendants

ファミリー・ツリー

まあDescendant訳しても、あんまりいいタイトルしてこなそう(子孫、末裔)

映画の内容の前に言いたいコト。
まあ日本でのこの映画の定義は「ジョージ・クルーニーの出演作」なんでしょう。もらったパンフにも他の俳優の名前すら載ってませんでした。ロケ地(ほぼ観光案内)と有名人の感想がどさどさと。あとはでっかく「アカデミー賞受賞作!」
なんかこのパンフレットすごーく悲しい。ハリウッドスター出演だから、とかあのアカデミー賞取った作品だから、というお客さんは来るのかもしれませんが。そういう人に見てもらおうとしてるんですかね?

ジョージ・クルーニーもアカデミー賞もなしでミリオン座とかで公開してもらえた方が良かったかもと思わずにはいられません。

しかも、「自分を永遠の楽園に住んでいるって言う人もいるが、ハワイに住んでいても悩みも日々の生活もあるんだ」とはじまる映画にもかかわらず、「お盆休みにもハワイに行って見たくなるような作品です」って嬉しそうに話す司会者。映画コメンテーターとか肩書き言ってたけど、映画見た上でそんなこと言う?そう思うなら、むしろ、どっかの旅行会社と提携してハワイ旅行のパンフレットを一緒に配れば良かったんでは??日本人の団体ツアーでは本作で出てくるようなハワイでの日常生活のイメージを体感することはできず、買い物!リゾート!ばかりでしょうけど。
いつもみたいにアナウンサーがパンフレットの文章まるっと音読、のがマシだったな…。

言いたいこといっぱいある時に限って感想のアンケートなかった。

ストーリーは二本立て。死にゆく妻の秘密と先祖代々の土地をどうするか。そこに娘たちの反抗(最初の方だけ)とか、2つの問題がつながりあっていく。

上の娘がね、最初っからそんなに悪くなかった頃のリンジー・ローハンって感じ。別の島の私立の全寮制の高校在学。外で酒盛りしてる最中に父&妹がうちに連れ戻しに来る。母の浮気を知って荒れてたんだけど、死ぬってわかって即元に戻る。賢い。で、父親に協力して浮気相手を突き止めるのに協力し、妹の面倒を見て。普通このキャラならなんか警察にお世話になり→協力パターンだけど。彼氏だか友達だかわからんおバカな男友達がずーっとファミリーにくっついてくるけど。
小学生の下の娘。母親が昏睡状態になったことで(?)いろいろと問題を起こす。なんかリトル・ミス・サンシャイン系。

妻(母)が死にそうって時なのに、随分遠出する家族。姉を連れ戻そうで飛行機乗って、浮気して探しにまた飛行機乗って。しかも着替えも持ってるし、水着も持ってってビーチで遊んだりもしてます。
そういうところ、ジュリエットからの手紙に近いところがある。
全体的にはローカルな雰囲気が伝わってくるし、重いシーンもある中で、それを壊さずに笑えることを言ってくれるところとか(レタス話とか)すごく好み。それだけになんか残念。

どう考えても「最高の人生」にはならないと思うよ、マットは実は腹黒で、彼も浮気してたのです!とか出ないと。だって彼はこれからの人生、絶対に奥さんを浮気させてしまった自分を悔やむし、上の娘はそれを知ってるし、その浮気してのまぁまぁいい人そうな奥さん&子どもの生活も壊してしまったってほろ苦くなるはず。あと浮気のこと知ってた友人とかね。それでも、娘との関係が近くなったでしょうが。

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